戦いの真っ只中にいる人達にも、一刻も早い春が訪れることを願いつつ、、、
謹んで
新春のお慶びを 申し上げます。
ファイナルテニスクラブを立ち上げて32年、ここ細江に定住して22年目を
迎えました。
よく30年も休まずに続いたね、と感心されることもありますが、皆さんも
人生、何十年も休まずに歩み続けて来られたわけで、同じことだと思い
ます。
クラブなんて在ると思えば在る、無いと思えば無い儚いもの、皆さんが
在ると思って集って頂く限りにおいて存在するもの、だと感じております。
ここを訪ねてくださる方々に支えられて、生き存えて来たわけです。
僕個人としては、特にこの十数年、ほぼ家とクラブの往復のみ、せいぜい
10キロの圏内のみで生きています。
クラブが僕にとっては人生そのもの、極めて天国に近い場所だと思って
います。
この箱庭のような空間から空を見上げれば、果てしない大宇宙に繋がる
ことが実感できます。
ナイターの照明を落として寒空を見上げれば、唱歌「冬の星座」が聞こえ
てきます。
「+++++ オリオン舞立ち スバルはさざめく 無窮を指差す 北斗の針と
+++++」
今は南の空に、まさにオリオンが舞立ちスバルがさざめいています。
地上もまた楽園です。
四季折々の木々や草花。世間では雑草と呼ばれている美しい草花。全て
が可憐で美しい。
鳥や獣などの生きものも賑やかで、みな仲間です。
僕は、この宇宙に連なる箱庭を、時に音楽を聞きながら満喫しています。
かくのごとく我が儘な自閉症爺が、気ままに生き延びてこられたのは、心底
お仲間の皆さんのお陰だと思います。
今月中に81になります。八十一というのは、縦に並べれば半という字になる
ので半寿というらしい。
あと半分ある、とというのは、流石に無理ですよね。
筋力、知力、視力、聴力、何よりも精神力、あらゆる能力が半減する、という
半寿だと納得しています。
確かにボールを投げても、ここに来た頃の半分しか飛ばないし、新しいことは
半分も理解できないで、直ぐに諦めてしまう。
でも、ないない尽しをあげつらうよりも、これからの人生で、今日より若い日は
ない、今日が一番若いんだ、と言い聞かせ、更に前を向いて歩いて行こうと
思います。
皆さんのお力添えを頼りにしています。これまで同様、変わらぬお付き合い
をお願いします。
お一人おひとりが、公私にわたって健やかな1年を送られますように。
ファイナルでのテニスが、その一助になれることを願っております。
この1年も、どうぞよろしくお願い致します。
追記
ネット上でも賑わっている、「笑点」由来の川柳?を少し、、、お題は
、18歳と81歳の違い、です。
・恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳
・道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳
・心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳
・偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳
・まだ何も知らない18歳、もう何も覚えていない81歳
+ドキドキが止まらないのが18歳、動悸が止まらないのが81歳
+恋で胸を詰まらせる18歳、餅で喉を詰まらせる81歳
+自分探しをしている18歳、みんなが自分を探している81歳
すべてに該当!
お後がよろしいようで、、、、