試合に臨むにあたっての井上なりのメモです。
① ゲームでは、普段の60%の力で戦えれば十分
相手も同じです。
ケームには相手があります。
テニスはボクシングのような格闘技でもあり、愉しげ
に語らう会話のようでもあります。
ボクシングで、相手を見ないで闘えば、スグにノック
アウト。
また会話で、相手のいうことを聞かず、一方的に
しゃべりまくれば、会話は成り立たないし、愉しくあり
ませんよね。
自分のプレーだけでなく、相手のプレーにもしっかり目
を向けて、相手の声を聞いてください。
相手は何をしようとしているのか?
② 易しいことを丁寧に
残念ながら、ポイントの大半はミスによるもの、ミスし
ても引きずらず、「よし次!」直ぐに次のプレーに集中
しましょう!
スーパーショットは要りません。何でもない易しいことを
丁寧にやってください。
シングルス、ダブルスに限らず、相手は動く地雷、ネット
くの地雷は強力です。ネットから遠くベースライン付近
では微弱です。強力な地雷を避けて、辛坊強くプレー
し続けまょう。
心技体、力を尽くして相手より1球だけ多くコートに
ボールを入れ続けましょう。
勝っている時、リードしていると思わず、イーブンと思い、
次のポイントを全力で取りに行きましょう!
③ 最後に、
負けは恥ではありません。
恥は、途中で投げ出して、最後まで力の限りを尽くさ
ないことです。
力を尽くした時、初めて、勝った相手をリスペクトできるし、
敗れた自分を褒めることができます。
そうでなければ、言い訳で終わり、財産にすることができ
ません。
勝とうか負けようが、しっかり闘った両者の価値は同じです。
この大会ての活躍で、皆さんに、大きな財産が残ることを
願っております。
そして、ここまで頑張った皆さんを誇りに思っています。