試合に臨むにあたっての井上なりのメモです。

ゲームでは、普段の60%の力で戦えれば十分
相手も同じです。
ケームには相手があります。
テニスはボクシングのような格闘技でもあり、愉しげ
に語らう会話のようでもあります。

ボクシングで、相手を見ないで闘えば、スグにノック
アウト。
また会話で、相手のいうことを聞かず、一方的に
しゃべりまくれば、会話は成り立たないし、愉しくあり
ませんよね。

自分のプレーだけでなく、相手のプレーにもしっかり目
を向けて、相手の声を聞いてください。
相手は何をしようとしているのか?

易しいことを丁寧に
残念ながら、ポイントの大半はミスによるもの、ミスし
ても引きずらず、「よし次!」直ぐに次のプレーに集中
しましょう!
スーパーショットは要りません。何でもない易しいことを
丁寧にやってください。

シングルス、ダブルスに限らず、相手は動く地雷、ネット
くの地雷は強力です。ネットから遠くベースライン付近
では微弱です。強力な地雷を避けて、辛坊強くプレー
し続けまょう。
心技体、力を尽くして相手より1球だけ多くコートに
ボールを入れ続けましょう。

勝っている時、リードしていると思わず、イーブンと思い、
次のポイントを全力で取りに行きましょう!

最後に、
負けは恥ではありません。
恥は、途中で投げ出して、最後まで力の限りを尽くさ
ないことです。
力を尽くした時、初めて、勝った相手をリスペクトできるし、
敗れた自分を褒めることができます。
そうでなければ、言い訳で終わり、財産にすることができ
ません。

勝とうか負けようが、しっかり闘った両者の価値は同じです。
この大会ての活躍で、皆さんに、大きな財産が残ることを
願っております。
そして、ここまで頑張った皆さんを誇りに思っています。